害虫に悩まされることなくガーデンを楽しむ

2年半前、ピーターさんとアリソンさんは住まいをダウンサイズすることを決断し、シェフィールドで1950年代に建てられた家を見つけました。よく手入れされていたため、メンテナンスの必要はあまりなく、前オーナーは2階建てのダッチバンガロー（オランダ東インド会社が建設したような小さな家）に改装していました。 

この家には、二人が望んでいたスペースと設備がすべて備わっており、さらに、手入れが簡単で平坦なガーデンにも出ることができました。アリソンさんは、これは重要なことだったと言って説明します。「以前の家ではガーデンが家より低いとことにあり、降りて行かなければならなかったため、あまりガーデンを使いませんでした。でもここでは、すぐに外に出てガーデンを楽しむことができます。それが私たちの夢でした。」

屋内と屋外を本当の意味でつなげるために、二人は1階を奥側に拡張してガーデンルームを作ることにしました。一年を通して、広々としたガーデンを座ったまま眺めることができるようにしようと考えました。 

二人は、新しいエクステンションの壁一面を開放できるようにしたいと考えていたので、ソリューションを探すためにさまざまな展示会を訪れ、Centor 211一体型スライディング窓に出会いました。 

「眺めを最大限に楽しむために、折りたたみ式ではなくスライディング窓を選びました」とアリソンさんは話します。「これによって、ガーデンや屋内のスペースを邪魔するものがなくなりましたし、ガーデンの景色を遮る支柱が多すぎるのも避けたかったのです。」

「一体型のスクリーン網戸が決め手になりました」とピーターさんは言います。この家には以前、奥にフレンチドアがありましたが、小さな虫が入らないように夕方には閉めざるを得ませんでした。「スクリーン網戸の選択肢をたくさん見てきましたが、どれもCentorの一体型スタイルの足元に及びませんでした」と彼は言います。

二人の友人で建築学の名誉教授であるピーター・フォーセットさんは、このプロジェクトを手伝うことに同意し、設計と計画の同意に取り組みました。ピーターさんは地元の設計事務所The Design Team Partnershipと協力して建築規制の承認を受け、建設契約の監督を行いました。

Centorの一体型スライディング窓を選んだこと以外に、二人が建築家であるピーターさんにお願いしたのは、シンプルに外のスペースを取り入れて、ガーデンをより感じられるようにすることでした。 

新しいエクステンションの完成に対する二人の驚きと喜びは、言葉では言い表せないほどでした。

「二人は結果に大満足しています」とピーター・フォーセットさんは報告します。「私は常に『お祝い』のような生活空間を作ることを目指しています。これを実現するために、さまざまな自然光を取り入れています。」

ピーターさんとアリソンさんのガーデンは北向きのため、エクステンションの裏側はほとんど日陰になっていました。しかし、この意欲的な建築家はあきらめませんでした。天窓付きのアーチ型の天井を提案し、次のように説明します。「敷地の奥に大きな生活空間を設けて、それをガーデンとつなげて開放感を出すというアイデアでした。天窓やさまざまな仕掛けをして、南側、東側、西側から光が入るようにしたので、スペースの光は一日の中で変わっていきます。」

エクステンションには、西向きの丸窓があり、夕日の光を最大限に活かす設計になっており、屋根は亜鉛仕上げで、壁は白い塗り壁になっています。

ピーター・フォーセットさんは次のように言います。「非常に洗練されたスライディング窓とスクリーン網戸が、この建物の魅力をさらに高めています。大成功でした。」

ピーターさんも同意します。「シェフィールドでは、今年の5月、記録的な暑さでした」と言います。「夕方にはドアを開けてスクリーン網戸を出し、家の中に座ってガーデンを眺めながら、虫が入ってくることなく涼しい風を楽しむことができて、本当に気持ちよかったです。」

彼は、さらに続けます。「友人に『カーテンは付けないの？』と聞かれました。ドアのフレームに格納された一体型スクリーン網戸/シェードシステムを見せると、とても驚いていました！」

以前の家では伝統的な家具を使っていましたが、新しくエクステンションを作ったことによって、原色を基調としたより明るく、簡単に移動できる独立型の家具を使った柔軟性なスペースを作ることができました。

「家具を部屋のさまざまな場所に移動させられるので、自由に使えるスペースが増えて、とても楽しいです」とアリソンさんは話します。 

「今では温室にしなくてよかったと思っています！この角度や光の変化があるので、はるかに心地よいスペースになりました。本当に素晴らしいです！」